「酒匂のからすみ」のおはなし。
一年で一番心待ちにする日は地元小田原の 近戸神社例大祭9月の敬老の日です。
そして一年で一番心待ちにする食べ物といえば これまた小田原の酒匂のからすみです!
小田原はいいところです。帰りたいよ〜。。。。
さて、今年もやってまいりました。 11月1日、からすみ4`!!! こちらのからすみについて簡単に説明を。
野々菜の唐墨
毎年秋の声が聞こえる頃になりますと 小田原は酒匂川河口付近にて投網による ボラ漁が始まります
この道11年になる石塚慶氏の作る唐墨は 野々菜のこの季節最高の贈り物です 野々菜でしか手に入りません
石塚氏自らボラを投網にて取りその場ですぐ 血抜きをすることによって臭みが一切ないものが 出来上がります
捕獲から製造工程において妥協をすべて排除し 出来上がるものが綺麗な鼈甲色を出すのです
最近ではからすみもいろいろなところで 販売されています。 ネットでは丁寧に塩漬けする前の写真も あったり天然もの!と書いてあったりですが 血管が残っている卵巣で作って臭みが消える ことはないのです。さらにボラは天然しかありません。
いくら絶妙な塩加減、手間をかけても すべては獲ったあとの下処理で決まりです。 毎年市場にもボラの卵巣だけで売っていますが すでに臭くて唐墨を作る気などまったくもって しません。
唐墨のおいしさは口に入れたときではなくて 飲み込んだあとの戻りの味なのです。
お酒や御飯にもぴったりあいますが まずはそれだけで食べしばらく何もしないで いるとままた欲しくなります。
お刺身と一緒に飲むお酒がおいしく感じるのは 実は生臭を消すためなのです。 日本酒はそのようなものなのです。
彼が唐墨作りを始めた頃僕はすでにこの仕事を していましたがその頃、 「お前がお店を出したら唐墨を使ってくれ!」 とこんなかっこいい言葉ではありませんでしたが このようなことを言ってくれました。
昨今嫌になるくらい食の安全だのなんだのと マスコミ&メディアはどんちゃん騒ぎですが こうゆうものを口にしたことなどないでしょう。
こうゆうものを知っていれば悪いものを叩くより いいものをしっかりと世間様に伝えればいいのです。
残し伝えていくべきものは本当に 近くにあるはずです。
からすみ、お店で売っていますよ〜食べれますよ〜。
高いですよ〜。。。。。。
|